とんぼちゃんち
夏休みのあいだ、火曜日と金曜日におひるごはんとおやつを用意して待っています。
だれでも来ていいし、お金はかかりません。
夏休み酷暑対策緊急事業
いつ
7月21日〜8月28日
の火曜日・金曜日
(全12日)
何時から
12:00〜18:30
とちゅうで来ても
とちゅうで帰ってもOK
だれが
小学生〜18歳
ひとりでも
おうちの人と一緒でも
いくら
無料
おひるごはんも
おやつも
こどもたちへ
夏休み、家にいると暑い。おひるごはんがない日がある。ひとりでずっとテレビを見ている。
そういう日があっても、へんじゃないし、あなたのせいでもありません。
火曜日と金曜日は、コモンズ氷川台をあけています。クーラーがきいていて、おひるごはんとおやつがあります。
べつに何かしなくていいです。ねてても、宿題してても、ゲームしてても、しゃべってなくてもいいです。
- おかねはいりません。持ってこなくていいです。
- おべんとうも、いりません。こっちで作ります。
- おうちの人にだまって来ても、おこりません。ただ、心配されないように、あとで伝えられるといいなと思っています。
- 一回来て「合わないな」と思ったら、無理に来なくてもいいです。また来たくなったら来てください。
- 友だちを連れてきてもいいです。
日曜日も、氷川台にはごはんが食べられる居場所があります。第1・第3日曜は「てんぐちゃんち」(コモンズ氷川台)、第2・第4・第5日曜は「だるまちゃんち」(ふろしきのみなさんと一緒にやっています)。どちらも9:30〜18:30で、おひるごはんとおやつが出ます。
つまり、この夏の氷川台は
火曜・金曜・日曜のどこかで、いつでもごはんがあります。
保護者のみなさまへ
夏休みは、学校給食がなくなり、冷房費がかさみ、家計と時間の両方に負担が集中する時期です。「昼食を用意できない日がある」「日中こどもを一人にせざるを得ない」という状況は、決して珍しいことではありません。
本事業に所得の要件はありません。申請書も、収入の証明も不要です。理由を尋ねることもしません。「利用してよい家庭かどうか」を私たちが判定することが、いちばん支援を必要とするこどもを遠ざけると考えているからです。どうぞ気軽にご利用ください。
実施の概要
| 期間 | 2026年7月21日(火)〜8月28日(金) |
| 開所日 | 毎週 火曜日・金曜日(全12日間) 7/21・7/24・7/28・7/31・8/4・8/7・8/11・8/14・8/18・8/21・8/25・8/28 ※8月11日(山の日)・8月14日(お盆期間)も開所します |
| 時間 | 12:00〜18:30(出入り自由) |
| 会場 | 地域福祉活動拠点「コモンズ氷川台」 練馬区氷川台3丁目19-7 1階 東京メトロ有楽町線・副都心線氷川台駅徒歩5分 西武有楽町線新桜台駅徒歩15分 |
| 対象 | 小学生〜18歳(高校生年代)。保護者の同伴も歓迎します |
| 費用 | 無料 |
| 提供 | 昼食(12:00〜13:00・会食形式)/おやつ・軽食(15:00〜15:30)/冷水・麦茶は終日自由 |
| スタッフ | 各日2名以上が常駐します |
| 持ち物 | 特にありません。宿題や本など、過ごしたいものがあればどうぞ |
| 申込 | 予約不要。直接お越しください。 食物アレルギーがある場合のみ、事前にご連絡ください |
よくあるご質問
本当に無料ですか。あとから請求されませんか。
完全に無料です。費用の請求も、こどもや保護者の方に対して行いません。運営費は当法人の自主財源と、ご賛同いただいた方からの寄付でまかなっています。
収入が特別低いわけではないのですが、利用してよいですか。
はい。所得や家庭の状況による制限は設けていません。「暑い」「一人で過ごすのが心配」「昼食の用意が負担」——どの理由でも利用していただけます。
食物アレルギーがあります。
事前にご連絡ください。可能な範囲で対応しますが、専用の調理設備がないため、対応できない場合もあります。その際は正直にお伝えします。当日の献立は会場に掲示し、口頭でもご説明します。
暑さへの対策はどうなっていますか。
冷房を常時稼働させ、室温28℃以下を目安に管理します。開所前から冷房を入れ、到着時点で涼しい状態にしています。暑さ指数(WBGT)計を設置して記録し、冷水・麦茶を終日自由に飲めるようにしています。経口補水液・保冷剤・体温計を常備し、体調の変化に注意して見守ります。
衛生管理はどうしていますか。
調理従事者の健康確認、手洗い・消毒の徹底、加熱温度と提供までの時間の管理を行い、検食を2週間保存します。食品を扱う行事として、事前に練馬区保健所(生活衛生課 食品衛生監視担当係)にご相談のうえ実施します。
個人情報はどう扱われますか。
お預かりするのは、お名前・学年・緊急連絡先・アレルギーや配慮が必要な事項のみです。収入や世帯の状況はうかがいません。情報は施錠して管理し、事業終了後は当法人の規程に従って保管・廃棄します。
生活のことで相談したいのですが。
どうぞご相談ください。当法人は生活困窮の相談・アウトリーチ・フードバンクを続けてきました。必要に応じて、練馬区こども家庭センター、総合福祉事務所、生活困窮者自立相談支援機関などへおつなぎします。開所日にお声がけいただくか、下記の連絡先までご連絡ください。
なぜ、この事業を自主財源で行うのか
ここから先は、支援者・関係機関・報道関係の方に向けた、事業の背景の説明です。ご利用にあたって読む必要はありません。
国は、この夏の対策を求めています
2026年(令和8年)5月15日、こども家庭庁・文部科学省・農林水産省・消費者庁・環境省・厚生労働省の連名で、事務連絡「夏季休業期間中の酷暑対策及び食支援に係る各施策の活用について(依頼)」が全国の自治体に発出されました。
この事務連絡は、夏休み中に顕在化する課題として「酷暑下で安心して過ごせる居場所の不足」「栄養のある食事を十分に確保できないこどもの存在」「支援が必要であるにもかかわらず、表面化しにくい家庭の孤立」の3点を挙げ、「涼しい居場所の確保」と「食支援」を一体的に実施することを基本的な考え方として示しました。そして自治体に対し、民間団体との連携を深めるよう繰り返し求めています。
練馬区には、民間団体が使える枠組みがありません
私たちが確認した限り、練馬区には、夏休み中の酷暑対策と食支援を一体的に実施する民間団体に対して、国の「地域こどもの生活支援強化事業」等を活用して委託・補助を行う枠組みが用意されていません。区独自の「こどもだんらん食堂支援事業補助金」等はありますが、これはこども食堂の活動一般への支援であり、この事務連絡が求める夏季の集中的な取組を想定した制度ではありません。
したがって、本事業に充てられる公的財源はゼロ円です。私たちは、法人の自主財源と皆さまからの寄付だけで、この事業を実施します。
ひとつだけ、区を通さずに使える国の制度があります。農林水産省の「政府備蓄米の無償交付」です。こども食堂やこども宅食を運営する団体が直接申請でき、団体ごとに一申請あたり600kgまで、年度内に5回まで受けられます。本事業の主食は、この制度を活用します。
裏を返せば、団体が直接申請できる制度は使えるのに、区を経由しなければ使えない制度だけが、使えないままだということです。
その結果、取り残されている層があります
練馬区の夏休みのこども支援は、学童クラブでの有料の昼食提供(1食おおむね550〜600円)と、児童館等での弁当持参制の「昼食場所の提供」を中心に組み立てられています。
どちらも、「学童クラブに登録している」「弁当を用意できる」「費用を負担できる」ことが前提です。しかし国の事務連絡が支援の必要性を指摘しているのは、まさにその前提を満たせない家庭のこどもです。事務連絡自身が、「弁当の持参や購入が困難なこどもが見受けられる場合、家庭が何らかの困難に直面している可能性も考えられます」と述べ、実費相当分の負担減免に補助が可能であることを明示しています。
練馬区の施策は、「用意できる家庭」には届き、「用意できない家庭」には届かない構造になっています。私たちが埋めようとしているのは、この空白です。
国の要件は、もう満たしています
国の「地域こどもの生活支援強化事業」には、長期休暇中に週3日以上実施する場合の「長期休暇期間集中実施型・居場所モデル」があります。区がこの事業を措置していない理由として、要件を満たす実施主体がない、という説明があり得ます。
氷川台では、そうではありません。本事業(火・金)と、日曜の2つの居場所を合わせると、こうなります。
| 事業 | 曜日 | 期間内の開所日数 |
|---|---|---|
| 夏休み酷暑対策緊急事業(本事業) | 火曜・金曜 | 12日 |
| てんぐちゃんち | 第1・第3日曜(8/2・8/16) | 2日 |
| だるまちゃんち | 第2・第4・第5日曜(7/26・8/9・8/23) | 3日 |
| 合計 | 17日 = 週3.05日 |
週3.05日。国が求める「週3日以上」を、氷川台では既に満たしています。区が「地域こどもの生活支援強化事業」を措置しさえすれば、要件を満たす実施主体は、探すまでもなく地域にいます。
「実施主体がいない」という説明は、成り立ちません。
足りないのは、意欲でも体制でもありません。財源と制度の側だけです。この17日は、無償のボランティアと、2つの法人の自主財源だけで支えられています。持続可能な水準ではありません。
なお日曜の2事業は開所時間が9時間で、国が示す「1日あたり6〜8時間程度」をやや上回ります。この取扱いは区・国に確認が必要です。
私たちが練馬区に求めること
私たちは、区を非難したいのではありません。この夏、こどもが涼しい場所でごはんを食べられるようにするために、区が動けることがあると考えています。
- 「地域こどもの生活支援強化事業」を、民間団体が使える形で措置すること。上に示したとおり、要件を満たす実施主体は既に氷川台にいます。事務連絡は、週3日以上の「長期休暇期間集中実施型」だけでなく、週2日以下でも使える「通常実施型」があることも明記しています。現に活動している団体の実態に合わせた制度設計は可能です。
- 弁当を用意できないこどもへの負担減免を講じること。学童クラブの昼食提供と児童館等の「昼食場所の提供」において、費用や弁当の用意が困難な世帯のこどもが利用できるよう、国が示す補助を活用してください。
- 居場所と食と暑さ対策を、一体で設計すること。区の「クーリングスポット(涼みどころ)」は、暑さをしのぐ場の提供にとどまっています。国が求めているのは、「涼しい居場所」に行けば「食」があるという動線の確保です。区立施設の「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」への指定と、そこでの食の提供を、一体の施策として設計してください。
- 民間団体を、協働の相手方として位置づけること。国が繰り返し求める「民間団体との連携」は、民間の側では既に成立しています。私たちとふろしきは、日曜の居場所を協働で回してきました。成立していないのは、区と民間との協働だけです。私たちは区との連携を強く希望してきましたが、区がその求めに応じたことはありません。単発の補助金ではなく、企画の段階から協議する場を設けてください。
実績を、記録して公開します
本事業は、緊急対応であると同時に、練馬区における制度化の可能性を示す実証でもあります。利用実績、把握された困難と支援機関への接続件数、必要経費の実額と1人1回あたりの単価、運営上の課題を記録し、2026年9月中を目途に報告書としてまとめ、区の関係部局に提出したうえで公開します。
「財源がない」「実施主体がいない」という説明が成り立たないことを、実績で示すためです。
支えてくださる方へ
本事業に必要な経費は、約57万円です。公的財源はありません。全額が、当法人の自主財源と皆さまからのご寄付です。
| 費目 | 積算 | 金額 |
|---|---|---|
| 食材費(昼食) | 400円 × 17食 × 12日 | 81,600円 |
| 食材費(おやつ・軽食) | 150円 × 17食 × 12日 | 30,600円 |
| スタッフ人件費 | 1,300円 × 8時間 × 2名 × 12日 | 249,600円 |
| 光熱水費(冷房増分) | 2,000円 × 12日 | 24,000円 |
| 消耗品費(食器・衛生用品・熱中症対策品) | 一式 | 30,000円 |
| 会場費 | 1,600円 × 8時間 × 12日 | 153,600円 |
| 合計 | 569,400円 |
ご協力いただけること
寄付
1,100円で、こども1人が1日、涼しい部屋で昼食とおやつを食べられます。
【振込先・寄付ページのURLを記入】
食材・物品
調味料、野菜、常温保存できる食品、麦茶、保冷剤などをお受けしています。事前にご連絡ください。(お米は備蓄米制度を活用するため足りています)
ボランティア
調理、こどもと過ごす時間、片付け。1日だけでも歓迎です。事前研修があります。
伝える
このページを、必要としているご家庭に届けてください。困窮している家庭ほど、制度を知る機会がありません。
関係機関のみなさまへ
学校、学童クラブ、児童館、こども家庭センター、総合福祉事務所、生活困窮者自立相談支援機関、社会福祉協議会、他のこども食堂・支援団体のみなさまへ。
- こどもの紹介:夏休み中の食事や日中の過ごし方が心配なこども・世帯がありましたら、本事業をご案内ください。事前のご連絡があれば、受入の準備をします。
- チラシの配架:チラシをお届けします。ご連絡ください。
- 支援機関への接続:本事業で把握した困難については、ご本人・保護者の意向を確認のうえ、関係機関におつなぎします。
- 練馬区の関係部局のみなさまへ:本事業の設計・実績について、いつでもご説明にうかがいます。次年度以降の制度化に向けた協議の機会をいただけますと幸いです。
お問い合わせ
| 実施主体 | 特定非営利活動法人わかちあい練馬 |
| 担当 | 幸田良佑(当法人事務局長) |
| 会場 | 地域福祉活動拠点「コモンズ氷川台」 練馬区氷川台3丁目19-7 1階 |
| 電話 | 050-1750-5709 |
| メール | info@wakaneri.org |
本ページに記載した練馬区の施策の実施状況は、2026年7月時点で当法人が公開情報により確認した範囲のものです。事実誤認がありましたら、上記の連絡先までご指摘ください。速やかに訂正します。
参考:こども家庭庁ほか事務連絡「夏季休業期間中の酷暑対策及び食支援に係る各施策の活用について(依頼)」(令和8年5月15日)/「夏休みこども緊急セーフティネット構築プラン活用に向けた緊急要請」(令和8年4月27日・子どもの貧困対策推進議員連盟ほか)
