「第17回ワーカーズ・コレクティブ全国大会 inTOKYO」に幸田良佑(当法人事務局長)が登壇しました

11月30日(日)に開催された「第17回ワーカーズ・コレクティブ全国大会 in TOKYO」において、当法人の事務局長である幸田良佑が事例報告の登壇者として参加いたしました。

左手を負傷中(骨折)の当法人事務局長・幸田良佑

今回の大会テーマは、 「人とのつながりで、地域を元気に ~世代を超えて、たすけあい支え合いのコミュニティづくり~」

地域の中にいかにして多世代の居場所をつくり、育んでいくか。全国の実践者たちと共に考え、学び合う熱気あふれる一日となりました。

幸田は当法人の事務局長を務める傍ら、「認定NPO法人 ACT練馬たすけあいワーカーズふろしき」の理事も務めております。 今回はその「ふろしき」の理事という立場で登壇し、以下の実践について報告を行いました。

【事例報告テーマ】 私設児童館・日曜学童「氷川台だるまちゃんち」の実践 (東京・認定NPO法人 ACT練馬たすけあいワーカーズふろしき)

「氷川台だるまちゃんち」は、地域の子どもたちが安心して過ごせる私設の児童館であり、日曜学童としての機能も持つ大切な居場所です。 報告の中では、運営に携わる理事としての視点から、地域に開かれた居場所づくりの具体的な工夫や、そこから生まれる多世代交流の重要性についてお話ししました。

■姉妹事業「てんぐちゃんち」との連携

また、この「だるまちゃんち」の実践は、単独のものではありません。 本報告では、私たち「わかちあい練馬」が運営する姉妹事業「てんぐちゃんち」との深い連携についても触れられました。

「だるまちゃんち(ACT練馬ふろしき)」と「てんぐちゃんち(わかちあい練馬)」。 運営母体は異なりますが、志を同じくする二つの団体が、それぞれの強みを活かしながら「姉妹事業」として連携することで、地域を面で支えるネットワークが広がっています。 一団体だけでは抱えきれない課題も、手を取り合うことで解決の糸口が見つかる――そんな「協同」の可能性を、会場の皆様と共有する機会となりました。

■これからの地域づくりに向けて

基調講演の「公益財団法人 かながわ生き活き市民基金」様や、共に事例報告を行った神奈川の「助産院 mamana house」様のお話からも、多くの刺激をいただきました。

今回の登壇を通じて私たちが伝えたかったのは、「自分の地域でもやってみよう」と思えるきっかけづくりです。 すでに活動しているワーカーズの方々には新たなヒントを、そして若い世代の方々には「自分たちも関わってみたい」と思ってもらえるようなメッセージを発信できたのではないかと感じています。

これからも他団体との連携を通じて、地域に必要とされる居場所づくりに尽力してまいります。